Jungle Adventure② 6日間の探検
2日目、今日はヴァンも一緒に探検へ向かう。
マシェットは虫除けその他諸々と一緒に市場で買い直して来た。
よしヴァルファー、これで思う存分切り開いてくれ。
フンッ!フンッ!
“太いツタを懸命に切ろうとしていたら、ヴァルファーのマシェットが手からすっぽ抜けてしまいました。この深いジャングルで再び見つけ出すことは、もう不可能でしょう…”
おい。
通知が出た瞬間に理解した。昨日マシェットが忽然と失くなっていたのはこの通知を見逃していたらしい。
しかも買い直した直後の1発目でこれか。
“すっぽ抜けてしまいました。”じゃないんだよ。
オマエはドジっ娘ならぬドジっ
切り開いた門を進んだ先にシンプルな石棺があった。
どうやらこれが宝箱らしい。
こ…これは!
うーん…3つともどれだけ凄いものなのかがよく分からない。
左下のものが一番重要アイテムっぽそうだけど、このままだと使えないみたいだし。
それと缶は年代物すぎて表面が錆びてるよね。
消費期限軽く数十年は超えてるやつだよね。
飲んじゃダメなやつだよね。
というか口開いてるしただの空き缶だよね。
ゴミだよね。
宝箱があった同じ区域に綺麗な池があったので釣り糸を垂らしてみる。
何が釣れるかな。
ここの池にはワニが生息しているらしい。
ワニ釣って格闘したいな。
その間にリーグは発掘。
すると…
“ヴァルファーがジャングル・マシェットを手に入れました!”
まさかの釣りでマシェットが戻ってきた。
そしてこの顔である。
釣り戻したけどマシェットを2回も連続で失くしたという事実は消えないからな。
一旦分岐ポイントまで戻ってもう一箇所、奥に大きな建物がしっかり見えている門の蔦をざくざく切り開く。
現時点で進入できそうな門は残すところ、これ一つだ。
よし、開けた。と思ったのも束の間…
オマエもか!
忽然と姿を現したピラミッド型寺院。
誰か!ムチと拳銃持った考古学者呼んで来て!
ここからが探検のメインどころだぞ、とドキドキしていたが、いきなり出現した知らないおばさん。
あなたいつ来たの。
と、謎の発光体に追われながら阿波踊りをするおばさん。
謎の感電をした直後に謎のおばさんは「もうこんな所来ないわ!」というような態度で早々に帰って行った。
だからあなたは何をしに来たの。
謎の発光体の正体はすぐに分かった。
持ってて良かった、フマ●ラー!(違う)
リーグには発掘を頼んでいる内に勝手にホイホイと寺院の中へ入って行ってしまう老人と犬。
ちょ、待てよ。
そしていきなり水路を爆速で泳ぎだす老人と犬。
どうやらこれが見たかったらしい。
なんだ、これ?
これを動かすと何かがあるのね。
倫理学が高いと調査の精度が上がるらしい。
ヴァルファーはムリだ。
だって倫理学スキルに一切手をつけてないもの。
昨日地元のおっちゃんとチェスをやっただけだもの。
あっ、クリック間違えた!
違う違う、調査中止!やめろー!リーグ、早く発掘終わらせて来てくれー!
制止も聞かずにどんどんメモを取るヴァルファー。
そしてヴァンは謎の壁に阻まれているのか水路から上がれずに延々と犬かきをしていた。
ちょっと大丈夫?
トイレしたくなったら、もうそのまましていいからね。
ヴァルファーの調べているトーテムのすぐ隣には、また別の種類のギミックと毒霧で封鎖されている扉があった。
こっちの仕掛けは考古学スキルと連動しているようなので3人の中では一番考古学スキル能力のマシなリーグに調べさせるのが適任のようだ。
陽も暮れてきてしまったので仕掛けを解くのはまた明日にしよう、ということで今日はこれ以上何も触れずにここまでで帰宅。
今日の戦利品を掘り返してみるとクリスタルスカルが出てきた。
やっぱりインディジョーン●じゃないか。
夜になったらシドゥリの時間だ。
市場へ出かけようとすると、何故か体がジリジリ焼けている。
今、夜の8時だよね!?太陽も沈んでるよね!?何故??
まあいい、ステータスバーは十分あるしこのまま聞き込み調査だ。
蛇足ではあるがロッジに帰ってヴァルファーの倫理学スキルを見たら3人の中で一番高い状態だった。
ヴァルファーは髄一の脳筋キャラとして倫理学に一切触れていなかったのに知らぬ間に一番のインテリになってしまっていたとは…
何故だ。
明日は本格的に寺院調査といこう。