Stranger Ville編⑭

リーグはジョージ・ケイヒルを連れて来てヴァルファーに引き合わせることにした。

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『連中の生み出した感染対策ワクチンさえ手に入るなら、あの研究所の地下に潜って、マザープラントに私の機体を墜落させた嵐の分のお見舞いをしてやるんだが!』

 

Stranger Villeの町を混乱に招いている感染症のワクチンが手元にあることを伝えるとジョージから上々な反応が返ってきた。

 

 

「ふむ、確かに執念だけはありそうだな。」

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再び、黙って拳!

ジョージが「ホアチャー!」とか言ってそうで笑える。

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まあ良いだろう、及第点!バシャッ

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我々はこれからマザープラントの討伐に向かう。貴様も軍人の端くれなら来い!

 

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『秘密研究所に…?まさか!なんだってそんな危ないことをしなくちゃならない?そのもそもそっちの事だってよく知らないのに…』

 

 

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『防護服なんてすごいね!それがあれば、きっとこの事件の最深部にまでたどり着けるだろうな。自分も一緒に行けたらいいのに!』

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『連中の生み出した感染対策ワクチンさえ手に入るなら、あの研究所の地下に潜って、マザープラントに私の機体を墜落させた嵐の分のお見舞いをしてやるんだが!』

 

今まで散々言ってきたくせにまさかの拒否とその理由。

 

 

「…おいリーグ、わしはこれからこいつを本気で殴るがお前も殴るか?」

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原因は友好度の不足なので殴りたい気持ちを抑えつつ会話を繰り返して友好ゲージを上げ、やっと仲間に引き入れることができた。

 

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『いいよ、マザープラント退治に協力する。StrangerVilleから、この恐ろしい感染症を取り除かなきゃ!』

 

なんで微妙に上から目線なんだ。

やっぱり一発殴りたい。

 

 

何はともあれ頭数は増えた。

3人で研究所の深部へ進み、再奥部屋の前で作戦会議をしていると…

 

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「おいヴァルファー、オレを除け者にする気?…

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「この子供はいつの間にここへ?エルディ中佐の知り合いですか。いやそれより、まさかこの子を本気で連れて行く気じゃないでしょうな?」

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「はぁ…仕方ない。こやつは…並の大人よりかは強い。良いかシドゥリ、無茶はするな。」

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「おう。」

 

シドゥリが仲間に加わった。

ジョージの顔が…。思いきり不振がっているようだが、ヴァルファーがお墨付きを出す以上は拒否できない。

 

 

人数が4人に増え、いざボス部屋に突入。

攻撃開始!と残っていたワクチンを一発目にマザープラントに投げつけながらチェーンソーのような機材で緑色の液体をぶちまけ始めた。

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どこからそんな機械を取り出した?とか、下のタンクが空になってんぞ、とか突っ込んではいけない。

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何だか楽しそうなシドゥリ。

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ジョージは何故か澄まし顔だが腕がプルプル震えてそう。

ヴァルファーはショットを取り損ねてしまったが攻撃中は悟った僧のような顔をしていて、とてつもなくシュールだった。

 

攻撃中は激怒のムードが付く。

う~ん、何にそんなに怒っているのだろうか。

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通路には感染者が出てきて偶にチームの妨害をしてくる。

 

仲間の感染率が100%まで上がってしまい負けるのが先か、マザープラントのHPを削りきるのが先かで勝敗が分かれるが、ここはゴリゴリの脳筋スタイルで防御力(防護服)を一切無視して攻撃に一点集中することにした。

定期的にチームへの支持が数パターン出せるので常にマザープラントに対して【ガンガン攻撃】を支持したり、ワクチンを投げつけてHPを必死で削る。

 

 

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撃破達成!

途中、感染率がちょっと危ないかもとヒヤヒヤしたがマザープラントは霧を吹いて崩れ落ちて行った。

 

 

喜びの声を上げる討伐隊。

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それ、幼児のオモチャでは…?

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お前はいつまで液体を放ってるんだ。しかも手から。

 

 

斃れたマザープラントは他のシムでもまた挑戦できるように復活させられるようだ。

ワクチンの作成とか面倒くさくて、ぶっちゃけもうやりたくない。

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しかし陰謀論を唱えていたエルウィンが経営している土産物店の謎の果実で復活できるよう案内されているとは皮肉である。