Stranger Ville編⑧

秘密研究所から町に戻ると早速、以下のような脅迫文じみた表記が出た。

 

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“秘密研究所を出ると、いつの間にか空が気味悪い色彩を帯びていました。StrangerVilleで何かが変化したのです。それもきっと悪い方向に…。あの研究所の扉を開放したことで、空気の中に何かの毒素が放出されたのでしょう。

”秘密研究所の有毒胞子から身を守る方法を突き止めねばなりません。町の人々と会話して、役に立つ情報がないか調べて回りましょう。”

 

原因は扉を開けたときのアレか!よく見るとモヤッとボール(古い)みたいな形をしているな。

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町中でも研究所と同じように第2形態まで一気に進化している植物たち。

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よくよく見てみると町中にもモヤッとボールことピンクGN粒子が漂っている。

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バーに入るとお客達が呑気に談笑していた。

君たち、外の様子がどうなっているか知ってるかい?

 

まずは右奥の兵士に話しかけてみると【研究所の胞子について尋ねる】が会話コマンドに増えていた。

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『この新しい胞子スキャナーがね、すごく便利なんだよ。これがあると…何ができるかっていうと…ここからは機密!話次第では渡してあげないこともないよ。』

 

 

その会話を足掛かりにスキャナーを手に入れるためのコマンドが一気に出た。

【スキャナーに賄賂を払う】

【力づくで胞子スキャナーを手に入れる】

【感心させて胞子スキャナーを手に入れる】

【誘惑して胞子スキャナーを手に入れる】

【階級を盾にスキャナーを手に入れる】

の5択だ。

 

誘惑は…ない。

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ただ、話を進める前に1つ確認したいことがある。

 

 

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…タカハシ君というのか。

この勤務時間と服装ということはタカハシ君、キミ、軍曹だろう?

 

交友関係の表示ではランクの細かい所が出ないので、ちょいと失礼!とMCCCでキャリアのランクを確認。

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やっぱり軍曹だった。

 

という事なので、ここは階級に物をいわせましょう。

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君、軍曹だろう。私は准尉だ。つまり私は君の上官にあたるわけだが…よければスキャナーを譲ってくれないか?私はそれを持っていないんだ。

上官の1人がスキャナーを所持していなくて毒に中ってしまったら、しかも君はそれを知っていたにもかかわらず自分の物を渡さなかったと他の隊の連中が知ったらどう思うだろう?

 

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『サーイエスサー!胞子スキャナーをどうぞ。私は上官から新しいものを受け取ります。』

 

うん、話が通じやすいやつは好ましく思うよ。

軍隊は上下関係が大事だからな。

 

 

ついでに、その場にいた他の兵士にも【研究所の胞子について尋ねる】。

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『胞子スキャナーを持っているのなら、それを周囲の胞子塊をスキャンできる。秘密研究所なら大量に見つかるだろうね。』

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『いいか、科学者は胞子塊を必要としている。胞子スキャナーでそれを見つけるのが我々の任務だ。研究所の周辺を探すんだ。』

 

とりあえず研究所だと目的の物が手に入りやすいんだな。

スキャナーも手に入れたし、明日研究所に行くとしよう。

 

 

 

 

 

町の異変にカードキーを手に入れたヴァルファー達も研究所にやってきていた。

敷地内に生えている植物を早々に蹴るシドゥリ。

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ボフン

 

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蹴った衝撃で吐き出したGN粒子をくらってグラングランになったがすぐに治った。

 

 

建物内に入り、 2人が前回の開かずの扉まで来るとドアは閉まっていた。

 

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ホルンとかいうあの男が扉を開けたのかと思ったが…。調べてみるか。(ピッ)

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なんだこれは!?

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カードキーが認証されて何事もなく開いたので階段を降りた2人はリーグと同じように毒霧通路の前までやって来た。

 

この毒霧通路の先にはもう1つ、カードキーを必要とする扉がある。

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コウモリになって飛んで行けば良いだろ?毒には強い体なんだし。ほら爺さん、カードキー貸せよ。

とシドゥリが扉前まで飛んで行く。

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ヴァルファーから引ったくったカードキーを使っおうとしてみるが、シドゥリは何故か徒歩でテクテク毒霧の通路を引き返して来てしまうと階段下のヴァルファーの足元で倒れてしまった。

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いや、何でわざわざ引き返してきて倒れるんだよ!

う~ん…毒霧を吸ってしまった場合は必ずここで倒れるようになってるのか…。

 

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“胞子には強い毒性があり、防護手段なしで胞子の中を抜けることはできません。町で胞子について質問することで、防護手段がないか探って見ましょう。”

 

ムクリ。

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おいっ、大丈…

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起き上がってから普段と同じ顔つきだったが、話しかけたとたんに表情が変わった。

完全に感染している。

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チッ、しっかりせんか! …!!?

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正気に戻すためのヴァルファーのフィットネスレベル10の張り手をシドゥリは悠々と受け止めてしまった。

 

平手打ちとガードの攻防を繰り返しているうちに割とすぐに正常に戻ったようだ。

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希少なホッと顔のヴァルファーと何故かドヤ顔のシドゥリ。

いや、キミ今アッチ側に逝ってたんやで。自覚ある?

 

 

ヴァルファーの判断で一旦調査は中止して2人は帰宅した。

 

 

家に帰ってからも近くに生えている植物にちょっかいを出すシドゥリ。

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ゲシゲシ

 

ボフン

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ゴホッゴホゴホ

 

 

懲りない。