Stranger Ville編④

リーグが情報センターから帰ってきたその日の深夜、ひっそりともう一つの世帯がStrange Villeにやってきた。

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ヴァルファー・エルディ

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退役軍人。指導役として再雇用後、リーグと同じようにStrange Villeに転属して来た。

[願望]はStrangeVilleの謎。

 

 

シドゥリ・ヴァグ

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祖父と知己だったヴァルファーに最近引き取られた孤児ヴァンパイア。

[願望]は善きヴァンパイア。

 

 

 

 

 

 

町での聞き込みをしていたある日、リーグは見覚えのある退役軍人を発見。

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ヴァルファーは今はただの偏屈爺だけれども一昔前は兵卒にとって英雄的存在だったキャラ付けとして考えている。

 

声をかけるリーグ。

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 「ちょっと待ってくれ!もしやあなたはエルディ中佐では!?」

 

「…人に物を聞く前にまず自分から名乗るべきじゃないかね?」

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「失礼しました。自分はホルンボリ准尉です。つい先日、この町に配属になりました。」

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「エルディ中佐ともあろう人が何故こんな所に?後身の指導役としてまた近頃再入隊されたと聞きましたが…もしや中佐もここへ配属されたのですか?」

 

「誰も好き好んでここへ来るわけがなかろうが。

君は他の連中に比べて少しは話のできる人間なようだ。この町の軍人どもは礼儀のかけらもないやつらばかりのようだからな。」

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「この町の異常性は嫌でも目に入る。

さっきも物狂いが道を堂々と歩いておった。」

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「町中に蔓延っている奇怪きわまりない紫色のアレについては何か知っているか?」

 

「分かりません。自分もただならぬ事態だと判断して色々と調べているところです。」

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「そうか。」

 

「ちなみに俺はこれからこの町の有力者に会いに行くところです。

先日お会いしたにもかかわらず、あまり挨拶ができなかったものですから。」

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↑有力者

 

「ふむ、ロズウェルか。そうだな、わしも行こう。…何だ?わしが行っては邪魔か!?」

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「あなたが一緒なら心強い。もちろん歓迎ですよ。」

 

 

 

というやり取りを補完して取りあえず軍人2人揃ってロズウェル邸へ。

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迎えてくれたのはメレディスロズウェル

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敬礼で挨拶したものの、この顔。すんごい怪訝そう。

雑談を振ってもしばらくこの顔だった。

 

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壁(ゴツイ男)が2人押しかけてきたらこんな顔にもなるのも仕方ないかもしれない。

ヴァルファーも睨みを効かせながら家の中をジロジロ見回していた。

 

おいヴァルファー、その顔を少しは取り繕え。

奥さんが余計に怪しむだろ。

 

 

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『秘密研究所でおかしな事が起きているらしいね。町に来てる科学者や軍関係者が解決してくれるといいけど…』

 

 

今日のテッドは正常だった。

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↑こんなかんじで家に突撃してきたり町を徘徊しているテッドが町長なんて誰が思うだろうか。(シムの説明をまともに読まない私は暫く気が付かなかった。)

 

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『秘密研究所のロックされた扉の奥には、ありとあらゆる秘密が詰まっているに違いないね。でも、カードキーがなきゃ扉は開けられない。』

 

 

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夫婦で歓談しながらチェスをしていたのを尻目に撤退。

この時のメレディスはとてもにこやかな表情だった。

 

2人暮らしなのに部屋数やベッドが多いのは、やはり代々この土地の有力者として幅を利かせていたからであろうか。

過去の間にこの屋敷の中も賑わっていた時期があったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

ロズウェル邸を出た後、ヴァルファーの家へ向かう二人。

ヴァルファーが引っ越して来た場所はリーグのトレーラーハウス区画の隣のカーポファガス・コーナーだった。

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「…… 中佐はいつこちらへ引っ越してきたのですか。」

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「三日ほど前だな。」

 

仮にも軍人が裏手の家に誰か人が入居してきたのに気付かないってのはどうなの。

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 (人の気配なんて全くしてなかったぞ!?まずい…。まったく気付かなかった。)

少し焦るリーグ。

 

 「まあ上がってくれ。」

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家に入ると十代の子が突然やってきた来客に警戒心丸出しでジーッとリーグに睨みをきかせていた。

 

「こんばんは。」

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…。

 

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……。

 

 

「お孫さんですか?」

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「…こやつの事は気にするな。」

 

男2人をガン無視でパソコンやテレビを見るシドゥリ。

 

 

「何はともあれ、全ての現況はあのいかがわしい研究所だ。

今夜、乗り込むぞ。」

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というノリで次回、研究所。

せっかちな爺さんは行動が早い。